2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧
つかさくんの不眠症状はどんどん悪くなっています。「意識もうろうとする。こんなの初めて。俺大丈夫かな。初めての症状というのは恐怖だよ。」 今日は2週間に一度の精神科受診の日です。つかさくんはいま実家に帰ってきているので病院は電車で1時間半かか…
2018年のある日、つかさくんの世界は突然変わりました。風邪をひいたあと、咳が長引いていたのがきっかけだったのか、それとも別の原因があったのかは、今でも分かりません。——仕事中、突然、世界の音が“爆音”に変わってしまった。 それは「聴覚過敏」という…
今、自宅の隣が工事中のため、つかさくんは実家にいます。 詳細はこちらから↓ guitar-prince.com 仕事中、つかさくんからLINEが来ました。「今日はさらに睡眠が取れなかったもうどうしていいか分からない苦しくて苦しくて生きていることから逃げたい」あみ「…
つかさくんよりLINEがきました「苦しい眠くて眠くてしょうがないのに眠れない辛すぎて死にたい欲求が出て来た眠れず苦しくてじっともしていられない」「不眠症が始まってから、これ程の眠気に襲われたことは流石に無かった。とにかく眠いのに寝られない、人…
今日はつかさくんは実家にいて、私は自宅にいて別々です。電話にて今日の報告を受ける。私がつかさくんの実家に送った鴨そばを食べた。美味しかった。今までの不眠の中で今日が一番ひどい。まったく眠れない。一日中ベッドの上で苦しくてもがいている。母親…
その日、私たちは知床五湖へ向かった。散策前に立ち寄ったレクチャーセンターでは、「クマに出会ったらどうするか」クマ遭遇シミュレーションの説明が始まった。船酔いがおさまってきたつかさくんの顔がまたまた真っ青に。「もう帰りたい…」って言いたそうな…
5月から、隣の空き地に家が建てられることになり、工事が始まりました。不眠症のつかさくんは夜眠れない分、明け方にようやく少しだけ眠れるのに、そのチャンスが奪われる。だから今、彼は実家に身を寄せています。私は週末になると、彼の実家へ通う日々。工…
つかさくんは、不眠がよくなっていない。朝5時頃にやっと入眠できるが、眠りが浅く、何度も目が覚めてしまう。以前は昼過ぎになるとうとうとしながら夢を見ることができていたが、この1週間ほどはそれがまったくできなくなった。眠りの入り口よりも、出口の…
知床では、観光船に乗って海からの絶景を楽しむ予定でした。船は安定していて、揺れも少ないはず──なのに、つかさくんは乗船してすぐに顔が青ざめ・・・。あみ「ほら、滝だよ、すごい迫力だね~」つかさくん「うっ……。無理かも……」三半規管が弱いらしく、ど…
昨夜も睡眠の調子が悪く、朝までまったく眠れなかった。昼は浅い眠りだけど数時間は眠れた。夕飯までずっと目を閉じていたから、目の痛みがつらいけれど、なんとか開けていられる。夜は穏やかな気持ちで、YouTubeで本田美奈子さんの歌やアルフィーの坂崎さん…
つかさくんは現在、不安障害、うつ病、不眠が主な病気です。病気になる前の私たちの生活からさかのぼってブログを書いていますが、現在の状況までなかなかたどり着かないので、並行して書きとめておきます。 2週間前から気になっていたガスだまりの症状が続…
「旅って、こんなに楽しいんだ!」以前は旅行にほぼ興味がなかった夫・つかさくん。2017年9月、私たちは北海道へ3泊4日の旅に出ました。釧路、知床、網走──広大な自然を楽しむ旅。私は牧場が大好きなので、弟子屈町にある牧場で「仔牛とお散歩体験」を申込み…
夫のつかさくんは雨雲レーダーをスマホで常にチェックするような人です。もともとHSP(Highly Sensitive Person)気質で、感受性が鋭く、常に「もしも」に備えているつかさくん。職業も金融関係で資金運用の部署にいたので、気質と職業が見事に重なり、彼の…
不妊治療に数百万円を費やし、何度も涙を流した。「次こそは」と信じていた日々。諦めるという決断は、思っていた以上に重かった。ギャンブルの引き際が難しいのと似ているかもしれません。子どもを持つことを諦める。その決断は、夢を手放すことだけではあ…
顕微鏡の中で、育っていなかった卵子を確認するたびに、40代になった私は「もう子どもを授かることはできないのかも」と、胸に鉛が詰まったような気持ちになった。卵子採取の痛みもさることながら、何よりもつらかったのは「期待しては裏切られる」その繰り…
「こどもと家族で暮らす未来」――それは、私がずっと信じて疑わなかった“当たり前”のかたちでした。けれど、子どもを望む気持ちは確かにあったのに、40歳を過ぎていた私は認識が甘すぎました。出産の適齢期についての知識も、準備も、足りていなかった。つか…
関東に住む私たちは、ちょうど真ん中の東京で毎週デートを重ねていました。つかさ君は、いつも穏やかでやさしい人。気づけば5年が経ち、一度も喧嘩をしたことがありませんでした。 彼はもともと東京で働いていて、私も転職して東京へ。「一緒に住んだ方が通…
前回のお話のつづき。私たちはバンドを組むことになりました。私はボーカル担当ですが、以前少しだけギターを習っていたことがあり、次のライブでエレキギターに挑戦することになりました。ギター知識ゼロなので、そのギターを――つかさ君に選んでもらうこと…
社会人として働きながら、週末は音楽を趣味に日々を送っていた頃のことです。私はボーカルとして、セッションイベントのホストを務めていました。その日もいつものように、音楽好きが集まるライブハウスでセッションを仕切っていた私の前に、つかさ君が現れ…
5年ぶりに、ブログを再開します。なぜこんなに長い空白があったのか。それは、私達の生活が確実に変わってしまったからです。 このブログを始めた頃、私はHSPの夫の繊細な感性と、ガサツで楽天的な私の日常を、少しユーモラスに綴っていました。でも、ある…